経済が低迷し、「欧州の病人」とも言われるドイツ。今年、名目GDPで日本を追い抜くことができるのはなぜなのか。

経済停滞状況にあるドイツのオラフ・ショルツ首相と、GDPで4位に転落する日本の岸田文雄首相(写真:Bloomberg)
国際通貨基金(IMF)が10月10日に発表した定例の「世界経済見通し」の中で、今年の日本の米ドル建て名目GDP(国内総生産)がドイツに追い抜かれる見通しであることが話題となっている。IMFは、今年の日本の米ドル建て名目GDPは4兆2862万米ドルにとどまる一方、ドイツは4兆7009万米ドルとなると予測した。

四半世紀前はドイツは日本の半分以下だったが…
世界銀行によると、ドイツが欧州連合(EU)の統一通貨であるユーロを導入した1999年時点において、日本の米ドル建てGDPは4兆6360万米ドルだった一方で、ドイツは2兆1959万米ドルと、日本の2分の1よりも少なかった。1人当たりだと日本は3万6610米ドルだったが、ドイツは2万6735米ドルと日本の3分の2程度だったことになる。
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