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【初心者向けバルクショップ活用方法】量り売りショップの痛いところはどうやってカバーする? - Women’s Health Japan

自然に優しい暮らしに関心のある人なら聞いたことがあるかもしれない「バルクショップ」。食品から日用品まで多くのものが取り揃うお店の最大の特徴は量り売りができるということ。必要なものを必要な分だけ購入できる上、再利用可能な容器を持参すればプラスチックフリーや廃棄物ゼロの買い物をとても簡単にしてくれる。けどバルクショップでの買い物に慣れるにはちょっとしたコツがいるかも。

自然に優しい暮らしはどんなに小さなことでも続けることに意味があるけど、失敗続きだとつい挫けそうになってしまう。今回は紆余曲折あったわたしのバルクショップヒストリーから、失敗談とどうカバーすればいいかの学びをシェア。バルクショップに興味がある人や、初心者で楽しく自然に優しい暮らしをしたい人は参考にして。

定期的にバルクショップに行けない

バルクショップのメリットデメリット

Maiko Kuwako

少しずつ認知度が上がってきているバルクショップ。けれど、その数は限られている上、多くのショップが人が多く集まる場所にある。コンビニのようにいつどこにいても利用できるわけではないのは、バルクショップで買い物を続ける時にぶち当たる壁の一つかも。かくいうわたしも、中心地から離れた場所に住んでいるので、ちょっとしたものを買いにわざわざ遠出してバルクショップに通っていた時期もあったけど、「ちょっとしたものでわざわざ電車に乗っていくのもな」と思ったり、車を出すのはもってのほか。結局近所のスーパーマーケットでパッケージされたものを買ってしまって自己嫌悪したりも。そのルーティンって長い目で見てヘルシーではないなと思ったりもした。

そこでわたしが実践したのが、毎月数回バルクショップに行く日を設定すること。わたしは月に1〜2回ライフアドミンデーを設定してシティーに出ていくことがあるので、その時はついでにバルクショップにも必ず立ち寄るようにしている。次のバルクショップに行く日までに何か無くなった場合は、食品であっても日用品であっても代替品を見つけてそれで凌ぐようにしている。不便と思うかもしれないけれど、慣れてしまえば意外と楽ちん。

容器を洗って乾燥させないとリフィルができない

バルクショップのメリットデメリット

Maiko Kuwako

例えば、ソープ系をバルクショップで購入している場合は要注意。なぜなら、容器を一度キレイに洗って乾燥させてからリフィルすることが理想的だから。容器が乾燥するまで1−2日待ってからリフィルするのは大抵の場合、不便を感じるかも。だって髪の毛やボディーは毎日洗う人がほとんどのはず。

一番簡単な方法は、容器を複数持ちすること。けど、モノをたくさん増やすことに抵抗があるからバルクショップで買い物をしているという人もいるはず。そんな場合は、一時的な代替アイテムを持っておくのが便利。わたしは、髪の毛にもボディーにも食器・洗濯洗剤としても使えるソープベリーを愛用中なので、ソープが切れて容器が乾燥するまでの間はそれでつなぐようにしている。手作り系ソープは、作る量も自分で調整することができるので、作りすぎることもないので便利。


重くなりがち

バルクショップのメリットデメリット

Maiko Kuwako

ガラス容器などを持ち歩いての買い物は、それをしたことがない人でも誰もが「重いだろう」とイメージがつくはず。日用品をまとめて買うとなるとその重さはかなりのもの。わたしも、メイソンジャーを持ち歩き何度腕がちぎれると思ったことか…。

おすすめは、ショッピングカートでのお買い物。日本ではもしかしたらあまり見かけないかもしれないけれど、まとめ買い文化が根付いている海外ではキャリーケースのようにガラガラとひいて歩けるカートは結構一般的。バルクショップだけじゃなくて、スーパーでの買い物でも、どこでもショッピングカートでの買い物って便利なのでぜひ試してみて。

高価なものが多い

バルクショップのメリットデメリット

Maiko Kuwako

バルクショップで販売されているものの多くは、オーガニックなど地球環境に配慮されたものが多い。だから、一般的な大型スーパーで買い物をするよりも「高い」と思ってしまうこともあるかも。もちろん、長期的に見て地球環境にも体にとってもいいことではあるけれど、短期的に見てお財布には優しくないと感じてしまう人もいるのでは?

わたしも、何も考えずに買い物をしていた時は、キャッシュフローがおかしなことになってしまい、些細な夫婦喧嘩につながってしまったこともある。

最初のうちは、よく使うものをバルクショップで購入するのがおすすめ。お米、パスタ、缶詰、豆、ソース、調味料、オイルなどの主食は、大量に購入すると本当にたくさんのお金を節約することもできる。

余計なものを買いすぎてしまう

バルクショップで買い物をする人の多くは、ヘルスコンシャスな人のはず。バルクショップには、世界中の魅力的な食材が揃っていることが多いから、ショップで買い物中につい「あ、これ試してみたい!」といったアイテムが見つかってしまうことも多々。わたしは、スパイスカレー作りにハマった時に余計なスパイスをたくさん買ってしまったことがある。カレー以外のアレンジ方法を知らず、思いつかないから、結局疲れるほどカレーを食べた。

バルクショップでの買い物では思いがけない宝物を見つける可能性もあるけれど、初心者であれば事前にリストアップしておくことがマスト。どんなに魅力的なものでも定期的に使用しないものは購入しないように。結局使いきれずにダメにしてしまうこともあるから、リストを作成したらそれを守るようにしよう。


生鮮食品はだめになりやすい

バルクショップのメリットデメリット

Natalie Board / EyeEmGetty Images

野菜や乳製品などの生鮮食品は冷蔵庫の中で場所をとるので気をつけて。そしてそれらの多くは買いすぎると何が冷蔵庫に入っているか分からなくなるので、しばらくして冷蔵庫の隅っこで化石化していることだってある。

もしバルクショップで生鮮食品を買う時は、バターのように冷凍できるものや、生肉や熟成したチーズのように日持ちするものを検討しよう。また、リンゴ、タマネギ、ジャガイモ、キャベツ、カボチャなど保存期間が長い野菜や果物は、ベリー類やレタスなどのデリケートなものよりも投資効果が高いかも。お菓子作りをよくする人は、小麦粉、砂糖、卵、イーストの買い足しをお忘れなく。

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