6月16日に東京池袋サンシャインシティアルパにワークマンシューズ店舗がオープンしました。
筆者は冬時期のバイク通勤でワークマンの防寒シューズを履いていました。
毎日履く通勤用シューズは傷むのが早いですし、高価なバイク用品メーカーのライディングブーツはもったいないと思っていたからです。
いざという時の防御力やバイクの操作性は用品メーカーのライディングシューズには及ばないものの、防寒性やグリップ力に関しては勝るとも劣りません。
本記事では2022秋冬のワークマンシューズラインナップ中からお勧めの防寒靴や安全靴を5足紹介します。
最後にはライダー目線でお勧めのポイントも紹介します。
防寒ブーツ 氷雪耐滑ケベックNEO
- サイズ:S・M・L・LL・3L・4L
- カラー:ブラック・リフレクトネイビー
- 価格:2900円
アッパーは中綿をたっぷり入れた防寒性抜群のシューズです。
防水性のある生地をアッパーに採用し、二か所ある縫い目にはテープを上から貼ることで防水性を高めています。
雨天時などは履き口のドローコードをしっかりと閉めることで浸水を防ぎます。
ソールはゴムのブロックパターンを採用しており、濡れた路面などでグリップ力を発揮します。
さらにソール部分を見てみると真ん中のブロックだけキラキラしているのがわかります。ガラス繊維をゴムに配合することで雪道や氷結路面で滑りにくくしています。
実際に触ってみると紙やすりのような感触。摩擦でしっかり路面を掴みそうです。
身長が低い筆者的にはソールが厚いのも魅力的。かかとが4.5cm、つま先は2.5cmぐらいあります。
中敷きは抗菌防臭加工されたDEOPUTを採用しつつ裏起毛で防寒性に優れていますが、厚みも1cm程度あり、ソールと合わせると身長が5.5cmも盛れることに。
カラーはブラックとリフレクトネイビーの二色ですが、リフレクトネイビーは光を反射する構造になっているので、夜間に自転車やバイクに乗る人には最適です。
キャンパーモック
- サイズ:S・M・L・LL・3L
- カラー:ブラック・ダークブラウン
- 価格:1900円
ケベックほどではありませんがアッパーに中綿を入れ、足首に当たる部分には裏起毛を採用するなど防寒性に優れたシューズです。
アッパー素材には火の粉が燃え広がりにくい加工が採用されており、少し肌寒くなってきた時期のキャンプなどにもピッタリ。
靴のフィット感はベルトで調整する珍しい構造を採用しています。
ワークマンの製品ページやカタログでは言及されていませんが、ソールは水はけの良さそうなパターンを採用しており、中心のソールはケベックのソールと質感が似ています。実際に履いてみてもグリップ力はしっかりしています。
中敷きには抗菌防臭加工のDEOPUTを採用。厚みは4mm程度ですがクッション性があるので歩行時にサポートしてくれそうです。
ケベックに比べてシンプルな見ためで日常使いしやすい一足です。
防寒ラークスハイランダー
- サイズ:M・L・LL・3L
- カラー:ブラック・キャメル
- 価格:2900円
以前販売されていたラークスが更に進化。ハイランダーとして登場しました。
以前販売されていたラークスに関しては「まんまビーンブーツ」といった見た目だったと記憶していますが、デザインが細かく変更されています。
ソールからくるぶし手前ぐらいまで採用されたゴムの部分が完全防水で商品ページ上では接地面から7cmとありますが、ノギスで計ってみたところ8cmぐらいありました。
アッパーの素材は合成皮革が採用されており、防水ではないので注意。
履き口の部分はボア、裏生地にはフリースを採用、更に中敷きにもフリースが貼られているので防寒性は最高です。
中敷きにはクッション性のある素材が採用されており歩行時の衝撃を吸収してくれます。
ワークマンがアウトドアソールと呼ぶソールパターンはグリップ力に優れていて、アッパーのゴムも柔らかいので踏ん張りが効きやすくなっています。
アクティブハイクサミットハンター
- サイズ:24.5~28.0cmまで0.5cm刻み(27.5のみなし)
- カラー:ブラック・ベージュ
- 価格:2900円
先に紹介した3足に比べると防寒性は劣りますが、シンプルな見た目でオールシーズン使える一足です。
見た目はシンプルですが、ワークマンこだわりの機能が髄所にちりばめられています。
まずアッパーの素材にはCODURAを採用。一般的なナイロンに比べてはるかに強度と耐久性に優れた素材です。
靴の内側を見てみると、SPLASH SHIELDの文字が。この部分にはワークマンの防水透湿フィルムが採用されており、接地面から6cmは防水仕様となっています。フィルムは透湿性があるので蒸れにくいのも1年を通して使いやすいポイント。
靴のフィット感はいわゆる「結ばない靴紐」で調整なのでドローコードを引っ張るだけ。余ったコードは収納するスペースが設けられているのもポイントです。
中敷きは薄いですがクッション性がある素材となっており、先端の方はパンチング処理されているので透湿フィルムと相まって蒸れにくくなっています。
ソールはミッドソールとアウトソールで素材が異なり、ミッドソールにはクッション性に優れた素材が採用されています。
アウトソールは固いブロックパターンのラバーが採用されているのでグリップ力に優れ、歩きやすい特性を実現しています。
ネクストマンダムミドルカットセーフティ
- サイズ24.5cm~28cmまで0.5cm刻み(27.5のみなし)
- カラー:ブラック・オリーブドラブ
- 価格:4900円
プロ職人のアイデアや意見が採用された安全靴がこちら。
樹脂の先芯入り安全靴は万が一の際に指を守ります。更にこちらのシューズはミドルカットで踵周りに引き裂き強度に優れた牛革を採用しています。
最大の特徴はアウトリガーソールを採用している点なのですが、なんとワークマンの製品ページには機能が言及されていません。
グーグルで調べてみたところ意外なことにナイキのホームページでアウトリガーソールの表記を発見しました。
内容としてはソール全体を大きめに配置することで横方向の安定性をアップしているのだとか。実際にソールを見てみると確かに意図的にソールが広げられています。
ソールパターンに関してはクレーン車両から着想を得ているとの事。これも特に言及されていませんが、おそらくクレーン車両の「キャタピラ」を意識しているものと思われます。
耐滑製に優れているというキャタピラパターンは確かにグリップ力が抜群。
分厚いミッドソールはクッション性に優れており、歩行時の衝撃をしっかりと吸収します。
そういえばアウトリガーの解説が書いてあったナイキのページはバッシュ機能の解説ページでした。見た目的にはバッシュに見えなくもありません。
ライダー目線でお勧めのポイント
信号待ちの際は片足で車体を支えるのでグリップ力が大事。その点では今回紹介したシューズは全てグリップ力に優れています。
寒い冬時期にバイクで使うなら防寒シューズを選びたいところですが、キャンパーモックとケベックNEOはつま先部分の素材が柔らかいのでスクーターでは使えますが、MT車には使えません。MT車両にはラークスハイランダーがお勧めです。
ゴムがだんだん破けてこないか心配だと思いますが、使っていれば徐々に削れてきます。ですが経験上毎日通勤で使っても1シーズンはもちます。2900円なので1シーズンもてばOKではないでしょうか?
防御力と普段使いのバランスに優れているのがアクティブサミットハンターです。CODURA採用なので、普通の靴に比べて引き裂き強度に優れていますし、結ばない靴紐なのでペダルなどに引っ掛けるリスクも低めです。
最後にワークマン渾身の安全靴ネクストマンダムミドルカットセーフティですが、安全靴はバイクで使うと逆に危ないという意見もあります。
ただ転倒時に足を守ってくれたというコメントも多く寄せられています。これはユーザーの考え方次第です。
アウトリガーソールはグリップ力にも優れているので、足つきの悪いバイクに乗る際にもメリットがあります。ちなみにつま先のソール厚は28mm程度ありました。
ヒールがないので、チェンジペダルの操作は少々しにくいですが、足つきが改善されるのもうれしいポイントです。
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