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本場所開催へ課題山積 我慢続く相撲協会 - 時事通信ニュース

2020年04月03日20時35分

 5月の夏場所と7月の名古屋場所の開催が2週間延期となった大相撲。新型コロナウイルスの影響が続く中、無観客で乗り切った3月の春場所にも増して課題は多そうだ。
 大阪で行われた春場所では力士、行司らの日本相撲協会員は主に、所属する各部屋の宿舎で寝食を共にしていた。しかし、東京・両国国技館での夏場所となると、家族と暮らしている自宅から通う協会員も出てくる。
 ある行司は「国技館には数百人が出入りするだけに、場所中だけ近くのホテルを借りるとか、いろいろと考慮しないといけないのでは」と指摘。茨城県内に構える部屋もあり、感染防止のため、移動は原則的に自家用車、タクシーなどでとする措置を春場所に続いて取ると、費用面がまた問題となってくるだろう。
 集団生活の管理責任を負う師匠も対応に苦慮。ある中堅親方は、6月に北海道で予定していた合宿を受け入れ先との協議の末、自主的に中止にした。別の師匠は買い出しを自らが担うなどして、弟子らへの感染リスクの低減に努めているという。
 他のスポーツ選手とは異なり、力士は生活拠点の相撲部屋に稽古場があるため、平時に近い形で鍛錬できると言える。ただ、ひとたび感染者が出れば、一気にまん延する恐れもあり、相撲協会は外出自粛を指示。力士らは春場所同様に1日2回、朝と夜の検温が義務付けられた。
 我慢を強いなければならない状況を踏まえ、八角理事長(元横綱北勝海)は「国と同じ対応をしている。普段と違う状況下でストレスがたまらないように、厳しい中で精神を鍛えていってほしい」と理解を求める。力士会会長を務める横綱鶴竜は「日々の稽古に励んで、やるべきことを準備して待つだけ」とコメントした。

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