夏場所の2週間延期決定について、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は3日の記者会見で、「現在の状況が日に日に良くなっているとは言えない。開催するにはどうしたらいいかという判断で延期を決めた」と説明した。5月10日の初日を同24日に変更するとしたが、感染状況次第で開催はまだ流動的だ。
■開催形態
夏場所の番付については当初の予定通り、4月27日に発表するとしたが、観客を入れるかどうかも定まっていないため、チケット発売については未定。理事長は「状況が日に日に変わっていく。見極めながら最善の方法を探していく」と強調した。緊急事態宣言が発令された場合の対応については、芝田山広報部長(元横綱大乃国)が「理事会を招集して方向性を決めないといけない。今の時点では言えないが、中止もあり得る」とした。
■名古屋場所も
夏場所延期で7月の名古屋場所との間隔も狭まるため、名古屋場所の2週間延期も併せて決議した。今年は東京五輪との重複を避けるため例年より1週間早い日程だったが、五輪の延期により後にずらすことが可能となった。ただし、会場の愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)の日程調整はこれから検討するとした。
■過去の日程変更例
過去には、太平洋戦争末期の1945年に空襲で被災し夏場所が6月に延期となった例もあり、89年初場所は昭和天皇の崩御を受け、初日を1日遅らせたことがある。
■感染対策
3日は各部屋の師匠に対し、感染対策の基本事項のほか、力士の外出自粛の継続や毎日の検温報告の義務づけを通達した。相撲協会の業務についても在宅勤務を増やし、国技館での職員勤務を減らすという。理事長は力士に対し、「稽古に関しては日々精進するもの。この厳しい中で精神を鍛えていってほしい」と要望。力士会会長でもある横綱鶴竜は「日々の稽古に励んで、やるべきことを準備して待つだけです」とコメントした。
春場所優勝の横綱白鵬「中止ではなく延期になったということは力士として前向きに受け止めている。新しいけがや、古傷を治す時間を与えてもらったと考え、夏場所に向けて体調を万全にし、一日一日頑張っていきたい」
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April 03, 2020 at 08:25PM
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八角理事長「この厳しい中で精神鍛えて」…夏場所2週間延期 - 読売新聞
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