朝乃山は立ち合いで差した右も狙った左上手もまわしに届かなかったが、すくい投げで北勝富士を転がして4連勝した。

勝負強さを見せたが「前に出られなかった。自分の相撲ではない」と厳しい自己評価。大関昇進の目安「三役で3場所33勝」まで残り8勝とし「落ち着いて相手を見ることができているのがいい」と納得の表情だった。