2020年03月24日23時19分
日本陸連の尾県貢専務理事は２４日夜、全６人が決定している東京五輪マラソン代表の再選考に否定的な見解を示した。陸上の五輪代表はマラソンの他、競歩の６人が決定済み。延期によって出場資格条件が見直される可能性が高く、「記録の有効期間などを確認して、選考方式に合わせないといけない」としながらも、「来年も活躍できる力があるのは誰もが認めていること」と語った。
マラソンは２０１７年夏から２年半をかけて選考レースを実施。その間に男子の日本記録が３度も塗り替えられ、活気づいている。日本陸連の河野匡長距離・マラソンディレクターも「代表は勝ち取った権利なので、こういう事態になっても、選ばれなかった選手から『おかしい』という声は出ないと思う」と同様の考え。「強化期間を１年もらったと考えて、世界との差をより縮められれば。２１年はもっと戦えるメンバーになっていたい」と前向きに捉えた。
日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）選手強化本部長の尾県氏は、東京五輪で日本選手団総監督を務める。「延期は選択肢の一つだったので、特に不安はない。具体的な今後の動きを至急決めて、すぐにでもスタートを切らないといけない」と気を引き締めた。 
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March 24, 2020 at 09:27PM
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マラソン代表、再選考は否定的 尾県氏「来年も活躍できる」―日本陸連 - 時事通信ニュース
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