みなさんの目にこの記事が触れるころ、私(55)は日本海に浮かぶ佐渡島(新潟県)で、額や背中から大粒の汗を流しながら、海岸沿いの道をのろのろと走っているころだろう。
ある意味、マラソンは平等なスポーツだと思う。
例えば、自動車やオートバイのモータースポーツ、自転車、スキー、スノーボード、トライアスロン、ヨット、カヌー……。道具を使う数え切れないほどのスポーツでは、どうしてもその性能の高低が競技の結果を左右しがちだ。
コース上に特別待遇はない
特に、移動距離の長いスポーツほどその傾向が強いように私は感じている。
道具の構造が複雑になればなるほど、道具への新しい技術の反映が必要になればなるほど、多くの場合、どれだけのお金をかけられるかで、道具の性能のレベルが決まってしまう。
マラソンの場合も似たようなことがないわけではないが、そもそもマラソンでは、ランニングウォッチとシューズのほかは、それほど高価な道具は必要としない。良い物を一通りそろえても数万円だ。
たとえランニングウォッチに数十万円を費やしたとしても、当然ながら時計は推進力を生むことはない。
世界最高記録を出したシューズと同じ製品の入手に成功したとしても、結局、世界最高レベルの力と技で地面を蹴ることができなければ、その性能が発揮されることはまずない。
お金持ちであろうと、有名人…
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