Search

数十円でも子どもたちには痛手 「値上げ分の端数は店が負担 ... - TBS NEWS DIG Powered by JNN

ほとんどの商品が値上がりする中、甲府市の駄菓子店は長く営業を続けようと奮闘しています。

甲府市緑が丘にある駄菓子店「金子商店」です。
子どもから大人まで買い物を楽しみに訪れる駄菓子屋にも値上げの波が押し寄せています。

金子商店 金子暁美さん:
(全体の)7割8割は上がりましたね。

店によりますと、2022年4月、「うまい棒」が10円から12円に値上がりしたことを皮切りに、多くの商品が5円から20円ほど値上がり。

先月も30円だったイカの菓子が50円に値上がりしました。

数十円の値上げでも子どもたちにとっては痛手です。

子ども:
「前より少し高くなったけど近いから来てます」
「高くなったから買う量は少なめです」

大人:
昔から比べて高くなってますよね。子どもの100円は高価なものだったけど、今の100円で買えるのはなかなか数が限られるから。もう少し安いと嬉しい。

値上げは小麦や牛乳の価格高騰や石油価格上昇による輸送コストが増えたことが要因だといいます。

金子さん:
仕入れのたびに毎回値上がりしているので、覚えきれないからカンニングペーパーを用意してして。
今まで100円持ってきてくれた子が4つ買えたのが3つになったとか。
これでも利益が無い感じでやってますけど。

さらに冷蔵庫などにかかる電気代も上昇しています。

こちらの店は先月の電気代が去年と比べて2割から3割ほど上がりました。

金子さん:
開けて考えている人もいるから、そういう時には「決めてから開けてね」と声をかけるようにしている。

冷蔵庫を開けている時間を少しでも短くするように呼びかけをしています。

金子さん:
端数が出ると子どもたちも買いにくいから、なるべく抑えて、うちで負担しているところがかなりある。わたしが楽しみ半分、みんなの笑顔が見られて、元気をもらっているし、お客さんに頑張ってくださいなんて言われて、少しでも長く続けようと思って。

値上げで店も苦しい中、金子さんは買い物を楽しみにやってくる子どもたちのためにきょうも営業しています。

Adblock test (Why?)



from "高価な" - Google ニュース https://ift.tt/INDfbJk
via IFTTT

Bagikan Berita Ini

Related Posts :

0 Response to "数十円でも子どもたちには痛手 「値上げ分の端数は店が負担 ... - TBS NEWS DIG Powered by JNN"

Post a Comment

Powered by Blogger.