インテリアデザイナーが教えてくれた、イケアで買い物するときに陥りがちな3つの間違い - Business Insider Japan

An interior designer shared the biggest mistakes people make when shopping at Ikea.

Visual China Group via Getty Images

イケア（IKEA）が世界で愛されるブランドであることに疑いの余地はない。同社ウェブサイトによると、2022年現在、この家具ブランドは世界64の市場に474店舗を展開している。

イケアに詳しいインテリアデザイナーのジョーダン・サムソン（Jordan Samson）は、TikTokで4万600人のフォロワーに対してイケアのお勧め商品を紹介する動画を公開している。

例えば、8月17日に公開されたこの動画は本稿執筆時点で視聴回数が11万5000回を超えている。

サムソンはInsiderに、個人的にはイケアで買い物をするのが好きだが、インテリアデザイナーとしては、｢イケアブランドとは愛憎半ばする関係｣にあると語った。

そんなサムソンによると、イケアで買い物をするほとんどの人がやりがちな、大きな間違いが3つあるという。

イケア製品で揃えすぎると、家が｢ショールーム化｣する危険がある

中でも最大の間違いは、イケア以外の家具や装飾品の選択肢を検討しないことだとサムソンは指摘する。

｢簡単で手頃だからと、自宅アパートをイケアの家具だらけにしてしまうことがある｣とサムソンは言う。

｢そうなると、一種のショールーム効果が生まれ、自宅がまるでイケアのカタログからページを切り取ったようになる。我が家にあってほしい個性や魅力はそこには存在しない｣

中国広東省仏山市にあるイケアの店舗。

Visual China Group via Getty Images

代わりにサムソンは、イケアでは汎用性が高く手頃な価格のベーシックな商品を購入し、個性的な商品については、あまり知られていないブランドで買うことを提案している。

また、すでに持っているイケアの家具に少し手を加えてみるのもおすすめだという。例えば、イケアのキャビネットを持っている場合、扉をオンラインストアで注文したものと交換すれば、よりカスタム感のあるキャビネットに仕上がる。

イケアで買い物をするなら、同社が商品の価格を決定してからデザインしていることを心に留めておくべきだと、サムソンは話す。価格によって、商品に用いる材料のクオリティが決まるのだが、それを意識せずに買う人がいるという。

｢『100ドルのコーヒーテーブルを作りたい』という企画が出たら、実際にそれが100ドル相当の商品になるように作られるんだ｣とサムソンは話す。

｢だからその商品は、支払う値段に見合ったものだ。イケアで買い物をするときは、そのことを心に留めておきたい。価格が安い商品ほど品質も劣るが、少し高価なものであれば、品質も本当に良いもののはずだ｣

サムソンは、価格が手頃なのでイケアのアートワークを気に入っている。しかし、自宅を個性的な空間にしたいのであれば、イケアのアートで埋め尽くさないほうがいいという。

｢イケアで最も避けるべきなのはちょっと目を引くようなアートや小さな装飾品だ｣とサムソンは話す。

｢それらは大量生産品だ。エッフェル塔をテーマにしたアートのような、誰もが目にする量産品では、求める個性を出すことはできない｣

サムソン氏は、イケアで装飾品を1つか2つ購入したら、あとは、手作り品販売サイトの｢Etsy｣や｢Facebook Marketplace｣、中古品店などの他の手頃な販売業者で、もっとオリジナリティの高いアイテムを買い足すことを勧めている。

Insiderは、イケアの広報担当者にコメントを求めたが、回答は得られなかった。

（翻訳：高橋朋子／ガリレオ、編集：Toshihiko Inoue）

Adblock test (Why?)

from "高価な" - Google ニュース https://ift.tt/uCXkoSd
via IFTTT

Bagikan Berita Ini