建物は木造2階建てで、客室は全12室。すべて1階に集約され、それぞれ広さは20平米だ。仕切りのない空間にヒノキの浴槽が置かれ、大きな窓、テラス、そして外壁までがシームレスにつながっているかのような不思議な空間になっている。大きなソファやテレビはなく、必要な設備だけをしぼった印象だ。洗面、トイレは部屋内にある。
2階にはパブリックスペースの「ザ・レストラン」と、バーがある。森に向かって大きく開いたかのような設計で、開放感あふれる作りだ。柱のないトラス構造は、自然の中にそのまま組み込まれたかのようである。鳥のさえずりや、木々の香りなど、まるで森を散歩しているような気さえしてくるから不思議だ。1階と2階を結ぶ、建物をぐるりと取り囲むように設置されたスロープも見応えがある。
ディレクターのフェイ・ホアンさんは、このリトリートは家族や友人たちと再会の場として活用してほしいという。
「いまや高価な資材や大きすぎる建物を誇示する、これまでラグジュアリーホテルは時代遅れです。自然素材やリサイクル可能な素材を用い、サステイナブルなホテルこそ人間には必要です。いまなにが求められているのか。そういったことをここで学んで、リラックスしてほしい」
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