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郷土力士の土台は「草相撲」にあり 相撲王国・青森の同人誌再び 「相撲三昧」創刊へ(Web東奥) - Yahoo!ニュース

 青森市浪岡の相撲史研究家・今靖行さん(67)が発行を続け昨春、惜しまれながら36年の歴史に幕を閉じた県内唯一の相撲同人誌が名称を改め、3月2日付で復刊する。同日はかつて同人誌の目玉企画を担当し、今さんと相撲談義を熱く交わした故外崎勝氏(東奥日報社元常務)の三回忌に当たる。今さんは「盟友の墓前に良い報告ができる。まずは100号が目標」と声を弾ませる。

 今さんは1983(昭和58)年9月、県内初の相撲同人誌として「心技体」を創刊。以来36年間、大相撲の本場所に合わせ年6回発行し、本場所の回顧や相撲史に関する話題を紹介。相撲に造詣の深い外崎氏が健筆をふるった「角界時評」は、郷土力士や角界に対する鋭い視点が光り、読者の人気を博した。

 しかし外崎氏は2018年3月、病に倒れた。目玉企画の書き手を失った心技体は19年3月、168号で終刊。今さんは「企画、広告取り、原稿依頼、編集作業から発送まで、よくここまでできた」と語っていた。

 この1年、県内外の仲間から、復刊を望む声が多数寄せられる中、今さん自身も、生活の中心となっていた刊行作業がなくなり「物足りなく寂しさを覚えた」という。さらに「相撲王国青森の土台でもある草相撲の研究が不十分だった。元気なうちに掘り起こしたい」との思いが強まり、外崎氏の三回忌を前に同人誌の復刊を決意した。誌名は自身を言い表したともいえる「相撲三昧」に決めた。

 第1号はB5判8ページ。郷土力士の故事来歴、大相撲のマナーについての寄稿などを掲載した。

 今さんは「自分が相撲好きだとあらためて認識した。外崎さんも、きっとあの世で復刊を待ち望んでいただろう。私のこの気持ちを届けたい」と話す。

 外崎さんの妻ヨシ子さんは「(勝氏)本人にとって相撲は生きがいだった。(生前は)今さんに後押しされて執筆を続け、今も大事にしていただき喜んでいると思う」と語った。

 相撲三昧は大相撲の東京場所に合わせ年3回、各200部発行の予定。有料購読は送料込みで1部500円。

 問い合わせは今さん(電話090-4310-9826)へ。

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February 12, 2020 at 07:00AM
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