過去3年で直接入団は、6人。
過去3年のトライアウトで直接入団が決まった選手は6人である。
2016年
榎本葵(楽天)→ヤクルト
2017年
田代将太郎(西武)→ヤクルト
山崎憲晴(DeNA)→阪神
2018年
廖任磊(巨人)→西武
山下亜文(ソフトバンク)→巨人
中井大介(巨人)→DeNA
なかには2018年ヤクルトの成瀬善久のように、トライアウト後に春季キャンプでテストを受けてオリックスに入団したような選手もいるが、トライアウトのプレーだけでNPB球団に再度入団するのは極めて「狭き門」になっている。
球団の中には、トライアウト前から参加する選手に声をかけていて「念のために」トライアウトを受けさせる場合もある。
今季の顔ぶれを見ると、育成契約の選手が少ないことに気が付く。育成選手は在籍中の実績に乏しく、他球団の関係者にも名前が売れていない。トライアウトを受けても望み薄と見て、受験を断念したのではないか。
森福、村中は照れくさそうな表情。
筆者は毎年、トライアウトを「選手たちはどんな気持ちで打ったり投げたりしているのだろう」と思いながら見ている。
中には一縷の望みを託して、必死でプレーしている選手もいるだろうが、このトライアウトを人生のピリオドにしようと思っている選手もいるはずだ。
今年で言えば、広島の横山弘樹(通算2勝)は、マウンドを降りると三塁側へ向けてこぼれるような笑顔を見せた。そして、スタンドの一番前にいた少女に小さく手を振ってダッグアウトに消えていった。その子は横山の「背番号24」のユニフォームを身にまとっていた。もし愛娘だとすれば、「お父さんは野球選手だったんだよ」という記憶に残したかったのかもしれない。
巨人の森福允彦や、ヤクルトの村中恭兵は、ちょっと照れくさそうな表情を見せた。顔が知られた有名選手にとっては、いろんな思いが巡るつらい舞台ではあるだろう。
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2019-11-13 09:01:00Z
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