BIM/CIMは令和5年度から国土交通省が発注する工事では原則適用され、その他の機関が発注する工事や民間工事でも適用が進められています。これは、一連の建設生産・管理システムの効率化・高度化を図る取組みで、熊谷組も平成27年にCIMから取り組みを始めたことにより、BIM/CIMの、3つの課題が挙げられました。
(1)ソフトウェア、ハードウェアの整備
BIM/CIM は3次元モデルを中心とした、モデリング、データ統合、属性情報付与に必要な高度なソフトウェアと高価なハードウェアが必須となり大きな投資が必要となります。
(2)技術者の育成
各ソフトウェアの操作・機能を習得しモデリングを行う技術者、活用を図る技術者の育成を行う必要があり、初心者、特に工事現場の社員にはハードルが高いものとなっています。
(3)データの共有・連携
3次元モデルはメールやクラウドストレージを通して共有することが多く、参照するためには専用ソフトウェアのインストールが必要となり、工事関係者との迅速かつ円滑な連携が課題となっていました。
以上のことから、誰でも簡単な操作で使用ができる環境を提供し、「BIM/CIMをもっと身近なものに」をテーマに「CIM-CRAFT🄬」を開発しました。名称は、「現場社員の手で自らBIM/CIMを作り上げることができるシステム」をイメージして付けました。
from "高価な" - Google ニュース https://ift.tt/TJ6ZECv
via IFTTT
Bagikan Berita Ini
0 Response to "簡単操作でBIM/CIMを身近なものにする 自社内クラウドを活用した ... - 熊谷組"
Post a Comment