これまで170種類以上の干し蕎麦を食べてはデータをとってきた私は、だんだん「とある法則」の存在を意識し始めた。
それは、こう言っては元も子もないのだが、“高価な蕎麦は美味い説” である。
もちろん “安い蕎麦が美味い” という下剋上スタイルもあるのだが、これまで「1食あたり300円以上」の値がついている商品は、十中八九、ランキング入りなり、殿堂入りを果たしているのだ。
正確なデータ的には、これまで171回もの連載を続けてきて「1食300円超え」だったのは今回(1人前324円)を入れて、わずか5回のみ。
さらに、その5回中、ランキング入りが2回。殿堂入りが1回。竹が1回……と、まさに “十中八九” でホームランなのだ。
となると今回も……
デカい鍋にたっぷりの湯を沸かし……
6〜7分ゆでて……
はい完成。
して、そのお味は──
これはまいった。相当に美味しい……。
もう完全に「店」である。なので「家そば」か「外そば」か、なら文句なしで「外(店)」なのである。
やや平たい麺の食感と、絶妙なカタさ、そして蕎麦の香りと味……。肌触りというか、“そば触り” も良い。
これといったインパクトはないが、すべてが絶妙の完成度で、何度も「こりゃうまいわ……」と唸りまくった。
冷でも温でも美味しいだろうけど、温にするのはもったいないと思うくらい。つゆを使わず、いつまでもそのまま “素” のまま食べていたい。なんなら塩につけて食べ続けたい!
見つけたら買いかと思う。相当に美味い。やはり山形はレベル高い。
そして、やはり “高い蕎麦は美味い” のであった──。
執筆:干し蕎麦評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24
from "高価な" - Google ニュース https://ift.tt/10ZGQun
via IFTTT
Bagikan Berita Ini
0 Response to "“高価な蕎麦は美味い説” は本当か【家そば放浪記】第171束 ... - ロケットニュース24"
Post a Comment