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佐賀:伝統「ふな市」通常開催 鹿島:地域ニュース - 読売新聞オンライン

 生きたフナを売買する朝市「ふな市」が19日、鹿島市浜町の酒蔵通りで開かれた=写真=。300年以上続くとされる伝統行事で、今年は3年ぶりに通常開催した。

 地元では、正月の祝い納めとなる「二十日正月」(20日)に、昆布巻きにしてゴボウやダイコンなどと一緒にみそをこした汁で煮込んだ郷土料理「ふなんこぐい」を食べる風習がある。江戸時代、商家や蔵元が奉公人に、高価なタイの代わりにフナを振る舞って労をねぎらったのが由来という。

 今年は、フナを捕ったり、釣ったりする佐賀市などの愛好者でつくる「マブナ保存会」が午前3時過ぎから販売し、10~45センチのマブナとヘラブナ計約400匹を完売した。

 主催する「ふな市実行委員会」によると、昭和20~30年代は10業者ほどが出店していたが年々減少し、今年はマブナ保存会のみだった。中島丈夫・実行委員長(76)は「食文化が変わり、フナを食べる習慣が廃れてきた。伝統ある行事を絶やさぬよう頑張って続けていきたい」と話していた。

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