私のブルーベリー園で、休憩所と作業場を兼ねた雨よけブドウ棚が真夏の炎天下でも大いに役に立っていたので、セイコー農園の計画にも同じものを再現しようと高さ2メートルの雨よけの棚を準備していました。
5月下旬、発根したブドウの苗をセイコー農園の雨よけ休憩所に植えました。ブドウは根付き伸び始めましたが、その年には全体に茂るまでには伸びないので、棚には日よけを兼ねて大ヒョウタンを茂らせました。ヒョウタンでも十分な日陰ができ、たくさんのヒョウタンがなりました。
そして今年、植えて2年目の春、伸び始めた新梢(しんしょう)にはたくさんのつぼみが見えてきました。そこで農大の果樹コースに在籍中の浅井ちゃんの出番が来ました。伸びる新梢の誘引作業です。数十センチに伸びた上に向かった結果枝を棚の位置に整えるのですが、うっかりすると新梢の基部からポキッと折れやすいのです。彼女は丁寧に捻枝(ねんし)をしながら花房が下になるように誘引してくれました。これは大事な作業で後々役に立ちます。
6月上旬、今度は袋がけをしました。袋をかけると鳥や虫や病気からブドウの果実が保護されてきれいなものが収穫できます。袋の材質は紙が一般的なのですが、ちょっと高価な中が見える微孔がたくさん開いた通気性の良いポリ袋を購入し、100枚かけました。葉が茂って日陰ができた休憩所は計画通りになりました。見上げると日に日にブドウの成長が見られます。
(愛菜家・福田俊)
動画が正しい表示でご覧になれない場合は下記をクリックしてください。https://www.youtube.com/watch?v=adLiiMAUBH8
from "高価な" - Google ニュース https://ift.tt/myhSOs9
via IFTTT
Bagikan Berita Ini
0 Response to "[おまかせ菜園フクダ流]ブドウがいっぱい 雨よけの棚が大活躍 - 日本農業新聞"
Post a Comment