今年も阿波晩茶の収穫期がやってくる。徳島県上勝町や那賀町などに伝わる発酵茶で、家庭ごとに漬け込み、味もそれぞれ。山の斜面で夏の盛りに行う収穫は、茶を摘むというより、「むしる」「しごく」という言葉がぴったりの重労働だ。
それだけに生産者の高齢化や担い手不足が課題となっている。阿波晩茶ができるまでの工程の「体験」をキーワードに、消費者と生産者の双方から働きかける取り組みが広がっている。
徳島大学総合科学部4年の三浦栞さん(22)ら内藤直樹准教授の研究室の学生7人は昨夏、上勝町で阿波晩茶の茶摘みや釜ゆで、茶葉をすりつぶして桶(おけ)に漬け込む作業を体験した。産地継続の一助になろうと、学生らが企画したプロジェクトの一環だ。
山の急斜面にある茶畑約1千…
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