新型コロナウイルスの感染拡大で大相撲春場所（8日初日・エディオンアリーナ大阪）の無観客開催が決まったことを受け、チケット販売を請け負う相撲案内所で組織する大阪相撲案内所組合（加盟8社）と日本相撲協会が2日、大阪市内でチケットの払い戻し方法について協議した。同組合によると、売ったチケットを回収すれば、協会が払い戻しに応じるという。
相撲茶屋はチケットに飲食物や土産品をプラスして客に売っている。既に土産や弁当は業者に発注済みで多額の損害が発生すると見込まれており、組合は協会に損害の補塡（ほてん）を求めていく予定だが、今回は売却したチケットの払い戻し方法についてのみ話し合われ、土産品などは協議されなかった。
同組合の真（さな）喜代司組合長は「昨日、今日の段階では話はまとまらないのだろう。何とか救済してもらいたいので、今後も話し合いの場を設けていきたい」と説明。経営する相撲案内所「いづみ」の損害額は5000万円以上になるとみられ、1億円以上の損失となる案内所もあるという。【大東祐紀】
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March 02, 2020 at 04:58PM
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春場所チケット払い戻し 相撲茶屋「なんとか救済を」 協会と話し合い - 毎日新聞 - 毎日新聞
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