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「参加費返して」「やっと当たったのに…」 東京マラソン 一般参加者とりやめ、返金せず - 毎日新聞 - 毎日新聞

東京マラソンで、都庁前を一斉にスタートするランナーたち=東京都新宿区で2019年3月3日午前(代表撮影)

 東京都内で3月1日に開かれる東京マラソン。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受けて主催財団から17日、一般参加者の出場を取りやめ、エリート選手のみで実施することが発表された。約3万8000人が出場予定だったが、200人規模に縮小する見通し。取りやめによる参加料の返金はなく、来年の出走権が与えられるが、再度、参加料が必要になる。フルマラソンの参加料は国内ランナーが1万6200円、海外ランナーは1万8200円。 高倍率の抽選を突破し、本番に向けてトレーニングを重ねてきた一般ランナーたちは、財団の決定に理解を示しつつも、複雑な思いものぞかせた。

 「やっと当たって、練習してきたのに」

 東京都調布市の会社員、今井茂雄さん(41)は落胆の色を隠さなかった。9回目の応募でようやく得た出走権。体力づくりのため職場と自宅の往復23キロを自転車で通勤し、大会当日の仕事も同僚に代わってもらった。妻や友人らが応援に駆けつけてくれる予定だった。「参加費やチャリティーの使い道はどうなるのかを知りたい」と注文をつけた。

 同じく初出場となる東京都中央区の30代男性も、「ショック過ぎて脱力感でいっぱい」。自己ベストを出すことを目標に、皇居の周りで練習を積んできた。「参加費はできれば返してほしい」と語った。

 7年ぶりの出場となる予定だった長崎県諫早市の会社経営、本多勝雄さん(51)は「コロナウイルスの感染が拡大していたので、棄権も考えていた。中止決定で諦めがついた」と納得した様子。ただ、「オリンピックイヤーなので走りたかったのは間違いない」と本音ものぞかせた。

 神奈川県の30代女性は、今回がフルマラソンデビューとなる予定だった。「中止は仕方ないが、走れないことへの残念感は大きい」と語った。【二村祐士朗、大沢瑞季】

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