
"制限時間"というもう一つの敵にも勝ち、五輪代表入りへ前進した松田は満面の笑みで「嘘みたいです」。4位に敗れた昨年9月のMGCから一転、持ち前の走りと明るさが戻った。
【松田V、五輪代表に前進 大阪国際女子マラソン】
2時間22分22秒の設定記録を突破させるべく、ペースメーカーに課せられた1キロのラップタイムは3分20~21秒。だが、実際は10キロまで3分10秒台が続いた。すぐ後ろの松田があおっていたようにも見えたが、本人は否定。先頭集団の前側に陣取ったのは、ペースメーカーの斜め後ろという自身の特等席を欲したまでで、ハイペースに食らいつくのに必死だった。
そこで他の日本勢のように脱落しなかったのは執念のたまもの。「走ってなんぼの世界」と今月にかけて月間1300キロ走り込み、恩師の安田功・大阪薫英女学院高監督に「MGCの時とは体つきが全然違う」と言わしめた。ペースメーカーを追い抜かんばかりの前半に、海外勢を丸ごと置き去りにした後半と、圧倒的な迫力だった。
MGC前の米フラッグスタッフでの合宿後に疲労がなかなか抜けなかったことを教訓に、今大会に向けては標高が下がった米アルバカーキで練習し、体調回復も重視。暇があれば走りたがる"荒馬"をなだめるダイハツ・山中美和子監督の手綱さばきも効いた。
日本歴代6位の2時間21分47秒をマークしたものの、日本記録(2時間19分12秒)の更新を狙っていた松田は「いまひとつ」と不満げ。代表入りなるかは名古屋ウィメンズ(3月)でのライバルの結果次第だが、「今のままでは終われない」と心は夏の大一番へ飛んでいる。(合六謙二)
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January 26, 2020 at 06:55PM
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松田、走り込みに裏付けられた迫力 大阪国際女子マラソン - 日本経済新聞
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