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雷電サイズの巨大紙相撲 東御で制作講座 17組が「初稽古」 - 信濃毎日新聞

 東御市滋野地区の住民組織「しげの里づくりの会」は18日、段ボール製の巨大な紙人形力士を制作する講座を開いた。2月16日に開く紙相撲大会「どんどこ!巨大紙相撲大会雷電東御場所」を前にした催し。この日は大会に出場する17組が参加。ドラゴンやゴジラなど思い思いにデザインした力士を作った後、早速「初稽古」を行った。

 力士の大きさは、江戸時代に活躍した地元出身力士、雷電為右衛門(ためえもん)(1767〜1825年)にちなみ身長197センチ。腹部の幅は75センチ以下、足の大きさは55センチ以下などの基準がある。

 参加者は、基準に合わせて下絵を描いた後、しげの里づくりの会のメンバーから寸法を確認する「新弟子検査」を受けた。その後、段ボールを切って色付けなどをして紙人形力士を完成させた。

 大会は3回目。昨年優勝した新屋区の住民有志グループの清水寿雄さん(58)は「下半身や右腕が丈夫になるよう段ボールで補強した。優勝を狙う」。スポーツ少年団で出場する和小学校5年の松井秀寿君(11)は「全戦全勝を目指したい」と話していた。

 紙相撲大会は、木製の巨大な土俵に、段ボール製の紙人形力士を置き、土俵をたたいて戦う。人形制作講座は19日も開き、15組が参加する。

(1月19日)

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