２６日に兵庫県たつの市御津町で開催される「第４８回たつの市梅と潮の香マラソン大会」で、ハーフマラソンの距離が本来の２１・０９７５キロを確保できず、１２０メートル短くなることが分かった。当日の通行止めを巡って地元と調整がつかず、折り返し地点の位置を変更した。大会事務局の市教育委員会は「こちらの準備不足。参加者に大変申し訳ない」とし、エントリーのキャンセルも受け付けている。
同大会は、御津運動場（同町黒崎）を発着点に１０キロなど３２部門で実施。昨年１１月に募集は締め切られ、全部門に３８１５人、ハーフマラソンには１７０４人がエントリーしている。
市教委によると、国道２５０号の折り返し地点手前に昨年１１月、店がオープン。大会関係者の協力要請に店側は午前１１時まで約２時間半にわたる通行止めで、従業員の出勤などに支障が出ることに難色を示した。
市教委はコース変更を含めて距離の維持を模索したが、ランナーへの影響を考慮し、折り返し地点を６０メートル手前に移すことに。店の経営者は「オープン告知は１年以上前からしており、もっと早い段階で説明がなかったことは残念」と話す。
市教委は「次回開催に向け、コース変更も視野に検討したい」としている。なお、現在までに出場をキャンセルしたランナーはいないという。（松本茂祥）
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January 22, 2020 at 03:30AM
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ハーフマラソン、１２０メートル距離不足に 交通規制で調整不調 たつの - 神戸新聞
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