ＩＰＣ＝国際パラリンピック委員会のパーソンズ会長は10日、ＮＨＫのインタビューに応じ、暑さが懸念される東京パラリンピックのマラソンについて気象データを分析した結果、開催に問題がないという結論が得られたとして東京での実施に自信を示しました。
来年の東京オリンピックのマラソンは猛暑対策として札幌で行うことが決まりましたが、９月６日に予定されているパラリンピックのマラソンは東京で実施する方針は変わっていません。
パーソンズ会長はインタビューで、「パラリンピックのマラソンはオリンピックも含め2020年の東京の最後のイベントなので、選手たちは東京のファンと感動を分かち合うため東京に残すことに圧倒的に支持している」と述べました。
車いすの選手は地面からの照り返しなどで暑さの影響を受けやすいと指摘されていることについて、「マラソンは午前６時半に始まり、車いすの選手は２時間以内に競技を終える。早朝で競技時間が短いことを考えれば暑さは問題にならない。専門家による医療委員会が気象データを分析し、心配する必要がないと言っている」と述べ、東京での実施に自信を示しました。
そのうえで「心配する選手やわれわれの医療委員会、大会の組織委員会の意見も聞いたうえで決めたい」と述べ、組織委員会などとの会合が終わる12日にも最終的な結論を出す考えを示しました。
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December 10, 2019 at 12:16PM
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国際パラリンピック委員会会長 マラソン東京実施に自信 - NHK NEWS WEB
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