複数の工事現場に忍び込んで大量の電動工具などを盗んだとして、警察はうるま市に住む44歳の無職の男を摘発しました。
警察によりますとうるま市に住む伊ﾈ豊康直容疑者（44）は2022年9月から2022年11月ごろまでの間に、沖縄本島北部と中部にある12カ所の新築工事現場に忍び込んで電動工具類を盗んだ疑いがもたれています。
作業員が帰宅した夜間に侵入してドライバーやバッテリーなど高価な道具ばかりが狙われていて、被害総額は128万円にのぼっていました。
警察は家宅捜索で工具110点を押収しました。盗んだ工具の一部はすでにインターネットで販売されたとみられています。調べに対して伊禮容疑者は容疑を認めていて「生活に困っていた」と話しているということです。
嘉手納署や沖縄署など5つの警察署による共同捜査班は窃盗の余罪を書類送検するなど、あわせて16件を摘発しています。
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