2022年09月17日07時44分
【デトロイト時事】米ミシガン州デトロイトで開かれている自動車見本市、北米国際自動車ショーで、「空飛ぶクルマ」の出展が異彩を放っている。日本企業を含む開発メーカーが、展示や実演を通じて未来の乗り物の姿を披露している。
ドローン開発などを手掛ける日本のベンチャー企業A.L.I.(エー・エル・アイ)テクノロジーズ(東京)は、空中を飛行するホバーバイク「XTURISMO(エックストゥーリスモ)」を米国で初めて公開。ガソリンと電気で動き、地上から3~7メートル浮上した状態で時速100キロ程度まで加速できる。車が通れない場所での災害救助や、レジャーなどでの使用を想定している。日本での価格は7770万円と高額だが、国内外から「かなりの数」(同社)の問い合わせが来ているという。
イスラエル企業エアは2人乗りの電動垂直離着陸機(eVTOL)「エア・ワン」を展示。最高時速250キロで1時間程度飛行できる。ラニ・プラウト最高経営責任者(CEO)は「そう遠くない未来に、飛行は運転と同じくらい簡単になる」とアピール。2024年の納入開始を予定する。
ショーにはこのほか、人が着用して飛行できる「ジェットスーツ」や、板の上に直立した人を乗せて飛ぶ「ホバーボード」なども登場する見通し。
既に販売が始まっているものもあるが、高価な上に規制も未整備なため、普及までの道のりは長そうだ。A.L.I.の三浦和夫取締役は「人々が製品に触れる機会を増やし、エアモビリティー(空中移動手段)への理解を深めてもらう必要がある」と指摘。当局と協力してデータ収集や規制づくりを進めることにも意欲を示した。
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