
アナログレコードをかけてデモンストレーションするメーカー担当者=鹿児島市中町のババデンキ
4月後半の週末、鹿児島市中町のババデンキは、高級音響機器メーカーと代理店を集めた展示会を開いた。ヤマハなど国内メーカーもあるが、JBL(米国)、マッキントッシュ(同)、オルトフォン(デンマーク)など、海外メーカーのものが多い。ダイヤモンドやチタンなど、高価な素材が使われている。
会場には「自分の耳で音を確かめたい」と、県内各地からオーディオファンが集まった。大半が、かつてレコードを聴いていた中高年男性だ。
「音がいいと、曲の世界に吸い込まれるような気がする」と語るのは鹿屋市の男性エンジニア(51)。10代からこつこつ音響機器を集めてきた。「価格より音を重視したいが、どんどん値段が上がるのは困る」と円安を警戒する。家族と一緒に来店した鹿児島市の30代女性医師は「子どもが小さいうちはコンサートに行けない。家で臨場感を楽しめるのはいい」と話した。
ババデンキでは期間中、1組200万円のスピーカーなど、高額商品が多く動いたという。「夏以降も円安で値上がりするとみられる。少しでも安いうちに、ということでは」と河野芳史営業部長(68)。
レコードプレーヤー用のカートリッジを紹介した坂田清史・オルトフォンジャパン社長(42)=東京都=は「1980年代の注目が高まり、アナログレコードが見直されるなどしている。相性のいい機器を見つけて、おうち時間を充実させてほしい」と話した。
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