初日が2週間延期された大相撲夏場所(5月24日初日、東京・両国国技館)に向け、3場所ぶりに三役復帰を果たした関脇御嶽海(27=出羽海)が1日、報道陣の電話取材に応じた。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、夏場所開催の可否は決まっていないが、この日は東京・両国の部屋で「基礎運動を中心に、じっくり鍛えられてます」という。関脇復帰の今の心境は「三役から落ちることがないように、上を目指したいです」と話し、夏場所が開催された場合は「(ファンの)皆さんに元気な相撲を届けたいです」と気持ちを込めた。

新型コロナウイルスが拡大することには「1日も早い終息を願っています」と話し、感染予防のために自分自身も「手洗い、うがいなどを徹底して行っています」とした。