2020年03月01日16時35分
３強の一角と目された井上は、海外の強豪に肩を並べてレース前半をハイペースで展開。目標とした２時間４分３０秒を大幅に上回る勢いで突き進んだが、２５キロの手前で遅れ始め、後方から追い付いてきた大迫にも突き放された。３５キロからの５キロは１７分台と失速し、終盤は後続に次々と抜かれて２６位。「ゴールできるのかと思った。止まりたかった」。苦笑いも浮かべながら振り返った。
昨年９月のマラソングランドチャンピオンシップ（ＭＧＣ）では完走した中で最下位の２７位に沈む屈辱。その悔しさを晴らそうと、序盤から果敢に高速レースに挑んだ。
「腹をくくっていったので悔いはない。久しぶりに充実感を持って楽しくやれた」と、すがすがしい表情も。日本記録を更新した大迫には「五輪に出るのにふさわしい選手で、素晴らしい走りだった」と素直にたたえた。 
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March 01, 2020 at 02:35PM
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井上、ハイペース続かず 東京マラソン - 時事通信
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